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2010年3月27日土曜日

NGC7293らせん星雲(地球からの距離750光年)

銀河系内に3000個ほど発見されている惑星状星雲の中でも最も私達に近い星雲です。約1万年前、太陽くらいの重さの星が一生の終わりに星の外層部を吹き出して形成した星雲で、元の星の中心核は星雲の中心に存在しています。らせん星雲は差し渡し約2,5光年あります。最近の観測では、垂直に交わる2つのドーナッツ状構造を持つ事がわかってきました。
ここにはたくさんの彗星状の天体が存在します。死にゆく星が最後に吹き飛ばした高温ガスが、それより1万年も前に星から放出されすっかり冷えたガスに衝突して形成されたものと考えられています。頭部だけで太陽系の2倍の大きさがあり、やがて惑星が誕生するだろうと考えられています。

2010年3月18日木曜日

キャッツアイ星雲(地球からの距離3300光年)

りゅう座に位置し、惑星状星雲の中では最も複雑な構造を持つものの1つと言われています。最も内側の高温バブル、雪だるまのような形のバブル、何重ものシェル構造、投網をうったときのように広がるハローと4種類の構造を見ることが出来ます。大きさは0,5光年で、星雲の中心に輝き星は現在、1900km/sもの猛スピードで恒星風を吹き出し、1秒あたり、20兆t、300万年で太陽1個分の割合でガスを放出しています。まだ形成初期の惑星状星雲なのかもしれません。

2010年3月13日土曜日

海王星(地球からの距離43億5000万km)

海王星は太陽から最も遠い最果ての惑星です。地球の30倍も太陽から離れたところにあって、海王星が受け取る太陽の光は地球の1/1000、大気の表面の温度はマイナス210度の極寒の世界です。メカニズムはよく分かっていませんが、太陽から受けるエネルギーの約2倍のエネルギーを内部から放出しており、これが雲の変化をもたらしています。海王星には木星のような縞模様が見られ、赤道近くには、木星の大赤斑に似た模様【大暗斑】(地球と同じくらいの大きさ)が、高緯度地方には低気圧の嵐である【小暗斑】が観測されています。地球の絹雲に似た雲も見られ、これらは数日から数年で出現消失を繰り返しています。海王星は天王星とよく似た天体で大きさはほとんど同じ、内部構造もほとんど同じと考えられています。海王星の衛星は13個ありますが、最も興味深いのが衛星トリトンです。トリトンは太陽系の衛星の中で7番目に大きいものの、海王星の自転方向・公転方向とは逆向きに、海王星の周りを回っています。

2010年3月11日木曜日

北アメリカ星雲/ペリカン星雲(地球からの距離2000光年)

はくちょう座のデネブの近くに見える散光星雲です。北アメリカ星雲(左)とペリカン星雲(右)は隣り合った2つの星雲のように見えますが、実はつながっている1つの星雲です。手前にある暗黒星雲によって光が遮られ、特徴ある形が造られています。
この二つの星雲はとても巨大な星雲で、他の散光星雲の平均的な大きさが30光年なのに対し、ペリカン星雲は差し渡し30光年以上、北アメリカ星雲に至っては100光年以上あると推測されています。星形成領域として知られていて、現在も星が誕生しています。
北アメリカ星雲とペリカン星雲は、それぞれ北アメリカ大陸とペリカン鳥に形が似ている事からこの名で呼ばれています。

2010年3月5日金曜日

プレヤデス星団M45(地球からの距離433光年)

おうし座に位置し、満月の直径の2倍ほどの範囲に6~7個の星を肉眼で数えることができます。直径14光年ほどの領域に約500個の星が集まった散開星団です。明るい星は太陽の4~5倍の質量を持ち、太陽の数百倍の明るさで輝いています。このような星は寿命が短く、私達の太陽が星の寿命100億年なのに対して、その1/100の1億年程度と考えられています。プレヤデス星団は現在6千万~1億歳と言われていますから、もはやそれほど長く輝き続けることはできないとのこと。星団は青白いガスに包まれて見えますが、これは、星間ガス雲と星々が衝突しているところです。